翻译道场(11) 近江
翻译道场(11) 近江【原文】
「近江」
というこのあわあわとした国名をロずさむだけでもう、私には詩がはじまっているほど、この国が好きである。京や大和がモダン墓地のようなコンクリートの風景にコチコチに固められつつあるいま、近江の国はなお、雨の日は雨のふるさとであり、粉雪の降る日は川や湖までが粉雪のふるさとであるよう、においをのこしている。
「近江からはじめましょう」
というと、編集部のH氏は微笑した。お好きなように、という合図らしい。
【华南虎译】
“近江。”
仅仅是低声吟出这个平和淡雅的古地名,就仿佛一首动人的诗已经随之而成了——我喜欢这个地方。在京都、大和正在逐渐凝固为硬邦邦的摩登墓地似的混凝土风景的当下,近江却依然风韵犹存:雨天里它是雨的故乡;细雪弥漫之日则连溪流湖泊都成了雪之家园。
“我们就从近江上路吧。”
听我这么一说,编辑部的H先生便露出了微笑。他似乎在说:悉听尊便。
【华南虎按】这就是司马辽太郎那长达43册的“散步”系列「街道をゆく」的开头部分。
华南虎于胥江一华庭
2015-3-20
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